

東京の原爆犠牲者慰霊碑が、葛飾区の青戸平和公園にあることをご存知でしょうか。これは、東京の被爆者団体・東友会が1967年に品川区の東海寺に建立した石碑を、2012年に現在の場所に移転したものです。
東友会では毎年、原爆犠牲者追悼のつどいを続け、現在は東京都主催、東友会への委託事業として毎年7月、今年は28日(日)に葛飾区のテクノプラザかつしか大ホールで開催されています。
「白霊社」では、「東友会」から会場の設営を依頼をされて、折り鶴を飾る会場の設営をお手伝いしています。
1945年8月に広島、長崎に投下され数十万人の命を奪った原爆の被害を、私たちはけっして忘れません。今も世界に14,000発以上存在する核兵器をすべてなくすことは、被爆者たちの切なる願いであり、人類すべてが待ち望む課題です。
しかし、被爆者の高齢化が進むなか、東京の原爆犠牲者慰霊祭を被爆者たちだけの手で実施を続けることの困難さが年々増しています。
東京の多くのみなさんに呼びかけます。7月28日(日)に開催される東京都原爆犠牲者追悼のつどいに、ぜひともご参加ください。
今年から、東友会の企画による原爆被害の実相について学びを深める交流会も開催します。広島、長崎の原爆被害に思いをはせ、一昨年国連で採択された核兵器禁止条約の署名国が70ヵ国に及ぶなか、多くのみなさんとともに核兵器廃絶の願いを分かち合いましょう。
開催情報
令和元年7月28日(日曜)に東京都原爆犠牲者追悼のつどいを開催いたします。
■原爆慰霊碑への献花(地図①)
日時 7月28日(日) 12:30~13:00
場所 葛飾区青戸平和公園
■原爆犠牲者追悼のつどい(地図②)
日時 7月28日(日) 13:30~15:00
場所 テクノプラザかつしか 大ホール
■原爆被害について学び、語り合う交流会(地図②)
テーマ “原爆死”とは何か
日時 7月28日(日) 15:15~16:30
場所 テクノプラザかつしか 第1会議室